英語ビジネスレターは分かり易く
英語ビジネスレターと聞くと、ついつい難しい英語表現をしないと相手に馬鹿にされるのではと考え、普段使ったこともない英文をあちこち参考書を調べては書き足している方が多いのではないですか。
日本語のビジネスレターにはそのような感覚があり大きな会社になるほど見たことも無いような表現や熟語を好んで使用してある意味こちらの教養の高さを相手に知らせるような部分があります。
しかし、これは日本のような単一民族の中ではよいのですが、英文ビジネスレターとなると全く意味が違ってきます。
英語は地球的標準語である今、この英語を使ってビジネスをすることはいろいろな国民をあいてにビジネスを展開しているはずです。
そのような中で、古式豊かなシェークスピアにでも出てきそうな英会話表現を英文ビジネスレターの中でしていたのでは、自身の教養の高さを見せるつもりが相手に何を言っているのか伝わらずビジネスもうまく進まない全く本末転倒な状況になってしまいます。
それぞれの国にはその国の伝統文化があり、考え方や常識が異なります。そのような中で相手に自分の意向をしっかり伝えていくためには、簡単な誰にでも理解できる万国共通と考えられる分かり易い英語表現になるよう心がけなければいけません。
また、実際に現在では英語ビジネスレターは口語的な表現により近づいており古い言い回しは避けられる傾向にあります。
古い表現
This is in reply to...
現在の表現
Thank you for....
古い表現
You are kindly requested to...
現在の表現
Would you please...